SONY FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM

先日に引き続き愛用しているレンズをご紹介。
みんな大好き 「G MASTER」ラインより大三元レンズの広角担当SEL1635GMです。
画面の隅々まで高解像と鮮鋭感を追求。ダイナミックに世界を切り取るズーム全域F2.8の大口径広角ズームレンズ
https://www.sony.jp/ichigan/products/SEL1635GM/
目の前に広がる光景を、画面隅々まで鮮鋭に捉えるズーム全域F2.8の大口径広角ズームレンズ。ソニーの最先端技術を惜しみなく投入し、ズーム・フォーカス全域で高解像を追求するとともに、被写体を印象的に引き立たせる滑らかで美しいぼけ味も実現しています。広大な風景や壮大な建造物、開放感を感じさせる背景を広く入れたポートレートなどを、広角域でダイナミックかつシャープに描写します。また、F2.8の明るさを生かした動きの速いスポーツシーンにもおすすめです。大口径レンズでありながらも軽量・コンパクトなデザインも魅力で、高い機動力と汎用性により多彩なシーンで活躍します。
風景から日常まで、汎用性の高い広角ズーム

24mm以下の画角といえば、パース感を活かした自然・風景撮影を想像されるかと思います。さすがのGMレンズ、「本来両立しえない高い解像力ととろけるような美しいぼけ味この二つを高次元で実現する」というコンセプトを見事に体現しているようで、両視力1.5で目の良さには一家言ある私(?)でもこのレンズで撮影した風景写真の細部まで細かに写し取られた様子には変な声が出てしまいます。
そんな「Gマスター」を冠する広角ズームレンズですが、私の主な用途はスナップ写真です。大きて、重い、日常を切り取るには少し気軽さが足りない気もします。それでもこのレンズなら、と信頼を込めて持ち出してしまうのもGMこのレンズの魅力でしょうか。
旅行の時ぐらいしか風景撮影しないからとかそんな野暮な理由ではないんですよ、ほんとに。
作例とか

16mmのいい例がパっと出てきませんでした。ありがちな画で、開放で、MFで適当に波あたりでピントとった例なので何が作例かこれ。ひどい。アップで見ないでください。

ちょっと変わって26mm、こちらも開放ですがピント部分の毛並み感がすごい、遠景のボケもにじむように滑らか。画角がはまれば印象的な画に。

35mm、f8まで絞ってみたの図。ピントのあっている手前部分から奥まで、家も木々もはっきりと映っています。

クローズアップな1枚。 単焦点ほどではないですが、F2.8の明るめのレンズかつ35mmという画角で比較的寄れるという事もあり室内撮りやテーブルフォトもばっちり。
ざっくりレビュー

悪いところ
- 値段
- 価格
- プライス
- 手ブレ補正は無い
- インナーズームじゃない
さすがは最高峰を謳うレンズ、すごい。そして高い。さりげなくデカ重い。
インナーズームではなく、35mm時が最短となり16mmへズームした際に筐筒が2cmほど繰り出します。気になる人は気になるかも。
良いところ
- 使いやすい画角
- F2.8通しズーム
- 解像力とボケ、どちらもばっちり
- 「Gマスター」の赤いマークがかっこいい
- 所有感、満足感がすごい
騙されたと思って買ってみてください、損したなんて絶対思わないはずです。この画角が不要であってもきっと購入すれば持ち出さずにはいられないはず。高いから元取りたいし

広角レンズですが、前玉の出っ張り等はほとんどなく通常のフィルターが使用できます。
コーディングがすごいらしい。レンズも16枚はいってるらしい、そりゃ重い。
総評
これぞ大三元、揺るぎないEマウント広角ズームの最適解
競合となるサードパーティ製広角ズームが今年いくつか登場しましたが、所有レンズ構成や用途が限定的でない限り広角ズームはSEL1635GM一択ではないでしょうか。万能感と安心感は間違いなく飛び抜けているはず。
あれこれレンズ購入を迷うようであれば、最初にGMレンズを購入してしまうのが良いと思います(ほほえみ)